シダンゴ山
(神奈川県:758メートル)
2004,5,9
★
5月の山登りはどうしようかと考えていたところに、ボーズが前々から話に出していた「シダンゴ山」に登りに行きたいという。カタカナ書きでどこにある山かとも思うが、近くの山で秦野市の隣、松田町の寄(やどりき)という所にある。私自身もおもしろい名前の山だと常々思っていたのでいつかは登ってみたいと思っていた。そんな親子の嗜好が一致した山登りだった。
寄までは家からクルマで30分以内、駐車場のスペースを確保するために7時半には出発した。
寄はR246からその標識に沿って進めばまず間違いなく来ることのできる場所なのだが、はじめて来る人はこの先に集落があるとは俄に信じがたい(神奈川県という場所で)雰囲気に引き返そうかと思うかもしれないが、そのうちまとまった人家が現れるので、逆にこんな奥まった場所に何で人がこんなに住んでいるのだろう、という気になる。ちょっとした隠れ里という感じの場所である。
ついでに言うと、この寄は「自然休養村」という看板を掲げている。山登りをする人も相当いるだろうが、天気のいい休日などは川縁でバーベキューをしている人が圧倒的に多かったりするので、駐車場はすぐにいっぱいになってしまう(40台とものの本には書いてあった)。まあ、今回の山登りは地の利を目一杯利用したということだ。
駐車場横の町営グラウンドにまだ鯉幟が飾ってあった。ちょっと壮観だったのでボーズを入れてスケールを出してみた。
★
![]() |
![]() |
![]() |
|
中津川にかかる大寺橋から |
いきなり茶畑を登り始める |
時季としては八十八夜 |
★
集落から茶畑を登り詰めると、畑と山林を分ける「鹿よけ」のゲートを通過する。扉に鍵がかかっていて、それをはずしてハイカーは前進する。そういう仕組みになっている。
そこから頂上までは写真のように山道である。よく整備されているのでハイキングにはうってつけである。ボーズの歩きがコースタイムと同等という感じなのでほいほいと登っていける。天気は曇り。展望はどうかな?というところだが、ハイキングにはちょうどいい天候だ。
★
ほどなく頂上
![]() |
![]() |
![]() |
|
小さな祠と山の名前の由来の碑が。 |
展望は雲のためなし。辛うじて見えたのが東側の山稜。その向こうは秦野 | 山頂では小休止。おやつ程度でよし |
山頂には「シダンゴ山」の山名の由来について書いてある碑があった。これは興味があったのでボーズが菓子を食べている間に読んでみた。その碑によると昔この地域を「震胆郷」と呼んでいて、その呼び名は仏典にあるありがたい言葉なのだそうだ。私はボーズに「四つのダンゴを供えた人がいるんじゃないの?」などと言いながら登ってきたのだが、山に歴史あり。今度からせめて登る山くらいの歴史についても調べていこうと思った次第である。
★
下山路は宮地山経由のコースをとった。
![]() |
![]() |
|
林間から新緑 |
宮地山山頂。それでもだいぶ下った |
![]() |
![]() |
|
宮地山山頂はわりとなだらか |
ボーズの顔より大きな朴の葉 |
ボーズにとっては登りより下りの方が難儀だったらしく。慎重だった。それでも自分で歩いてくれればこちらとしては十分だ。
★
だらだらと宮地山から下って、起点と同じ場所に戻ってきた。行きにはガスで見えなかったシダンゴ山方面が見えていたので撮っておいた。あれが山頂かな?とピークを見て思ったが、ボーズへの説明はそんなものでちょうどいい。
まあ、山なので楽ではないが、いつものパターンでは、「さあ、これからが序盤かな」というところで頂上になってしまったので歩いた時間だけみると、ちょっとしたトレーニングくらいにしかならなかった。
そんなので、今度登る山、大丈夫かな〜、と考えてしまう。
★
11時前には中津川に戻ってきたので、2時間ぐらい川遊びに興じるボーズ。
![]() |
![]() |
![]() |
|
天気のいい日は脛くらいの水かさ 水はなかなか冷たい |
トンボの幼虫とかカニがいた 石をひっくり返して見つける |
焼きそば作って、それで昼食 ボーズには結構ウケていた。 |
と、いうわけで山登り初心者のボーズには好印象を与えたシダンゴ山だった。次はもう少し高い山を登らせよう(笑)と企んでいる小僧であった。
シダンゴ山 山行 これでおしまい
|
|||
|
|