アトランティスが海へと没し、別の大陸に文明が芽吹くまでの間の、所謂文明の空白期に相当する時代に、神の導きに従って旅に出た男性ラディンアルミスは、旅路の果てに、ひとつの使命と宿命を申し渡されます。
それは、彼ばかりでなく、彼の属する民族ーフィスティリア族ーの全員が仰せつかった使命でもありました。
その使命とは、「星の雫」と呼ばれる永遠の秘宝の、地上における守護者・観察者となるということ。
それはまた、この世界全体を意味する使命でもありました。
ゆえに、フィスティリア族として生きるものは、ひとりの例外もなく、ラディンアルミスの前に降臨した神のを信奉する宿命を負うことになったのです。
それはまた、彼らが、この世の終末の日まで、地上のどの国にも属さない民としての生涯を送ることになる宿命をも担うことをも意味しているのでした。
一族はそうした意味を鑑みつつも慎重に協議を重ねましたが、最終的には神の使命を採択するに至りました。
彼らの「敬虔なる民」「永遠の逍遥の民」としての歴史はそこに始まったのです…
ここには、そんなフィスティリア族の地上における逍遥の歴史を集めてみました(でも…この章って、暗い物語が増えそうだなぁ…)
※ ここで扱っている「フィスティリア族」は、音の響きが気に入った為に、実在の民族から故郷の地理と名前を借りたものですが、実質的には100%フィクションのものです。
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