「水晶のようだけれど、水晶じゃない不思議な宝石」…
この物語に語られている、宇宙生まれの不思議な宝石です。
この物語は、前半部は孤独な少年と未知の結晶の物語、そして後半部は月光晶にまつわるふたりの「機械の精霊」の物語―という、ふたつの物語からなる、2部構成になっています(といっても、ふたつの物語に共通しているのは月面基地と月光晶にまつわる物語なので、細かい接点はあまりありません)。
心と心がふれあう時…
2編の物語の通しテーマはそれなんじゃないかな?とも思えます。
「宝石」といえば、クリスタルは「永遠に溶けることのない氷」という意味の言葉が語源となって生まれた言葉だそうですね。
古代の人々が知るなかでは堅い部類に入っていたといわれている透明な宝石は、パワーストーンなどとしてもわたしたちにお馴染みですね。
宝石は美しいだけではなく、種類によってはわたしたちの生活にも深く関わり合う部分で役立つこともありますね(クォーツが時計や液晶などに役立っていたることは有名ですね)。現代人ほど化学漬けでなかった古代の人々は、宝石のなかに漠然とそのような「ちから」も感じていたのでしょうか?
2冊それぞれに同時収録されている2作品「宙の約束」と「パペット・マスター」も、わりかし読み甲斐があると思います。
…「宙〜」読後にアラスカに行きたくなることがあったとしても、当局は責任を負いかねます…と★
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