列車について
洛陽のホーム(2階建ての軟座列車)
座席の種類
硬座・・・
一般の中国人が利用する、自由席。列車の大部分を占める。
一言で言うとすさまじいです。私が乗ったときは水道管が破裂しており、
床はごみだらけで、前に座っているおじさんは食べたひまわりの種をその場に吹きだしていました。
トイレの扉はこわくて開けることができません。
究極なのは、子供がそこらでしゃがんでいることで、
何かと思ったらそこで用を足していたのです。
中国では道端で子供にやらせるということは分かっていましたが、
密閉空間ではちょっと抵抗が・・・。
軟座・・・
短距離の旅行列車にだけある車両で、4人掛けのボックス席になっている。
快適です。車賞が床掃除もしてくれるので、それなりに清潔ですし、
お湯もあるのでお茶も飲むこともでき、お菓子やカップ麺などの販売もまわって来たりなど、
色々乗客に気をつかってくれます。
硬臥・・・
3段ベットがならんでいる車両。区切られているわけではないので、通路から丸見え。
横になれるので大変楽です。またオープンなので、周りの中国人との交流もでき、
とても楽しいです。10時消灯なので、電気が消えてしまうまでに自分の用を済ませなければなりません。
寝ていると時々毛布が上から落ちてきます。寝相には気をつけたいものです。
軟臥・・・
2段ベットがふたつある、定員4名のコンパート形式の寝台車両。各列車、一両づつしかなく、
外国人や華僑などを含めて、特別な人しか乗ることができない。
鍵のかかるコンパートメントですが、この鍵は頼りになりません。消灯時間などはないので
自分達の好きなように過ごすことができます。
同部屋になる人次第といったところです。ベッドは硬臥より幅があるので、安心して眠れます。
切符の値段は硬座、軟座、硬臥、軟臥の順に高くなります。
中国では長時間の列車移動が多く、硬座での移動だと肉体的にも精神的にもキツイです。
寝台席の場合は、上段よりも下段のほうが、テーブルを使うのに便利だったり
話しや行動がしやすいため、わずかに値段が高く、人気がありますが、
日中は人が絶えず座ったり移動したりするので、落ち着かず眠りたくても眠れません。
反対に上段は寝ている間、揺れが激しいため熟睡できない可能性があり、また
硬臥の一番上は外の風景が見れません。
21:40発12車両31番(軟臥下段)の切符
切符の買い方
もちろん旅行会社で手配を頼むのが確実ですが、
現地の旅行会社の場合は何日も前から依頼しなければならないし、
日本で依頼すると多額の仲介手数料をとられていまいます。
(切符代より手数料の方が圧倒的に高い。しかもほとんど軟座と軟臥の切符しかとれない。)
そして自分で列車の切符を買うのは、難しいようで以外に簡単にできるのです。
切符を売っている窓口は駅によって異なり、
販売日も2日前からのところと3日前からのところがあります。
また窓口も、外国人窓口が残っているところや、軟臥専用窓口があるところ、
貴陽のように窓口ではなく軟席候車室といった場所でも売っているところなど、
それぞれです。
硬座の切符ならば一般の窓口で買いますが、それ以外の切符は、
そういった窓口で手配したほうが、買いやすいです。
ガイドブックをヒントとして(これらについては本当にあてにならないので)、
自分で聞くしかありません。というより違う窓口に並んでいるときは、
違う窓口に行くようにいわれます。(ただ並びなおすので時間がかかる)
自分の番になったら、お金をいれるところに、あらかじめ第3希望くらいまで
書いておいた紙をいれます。詳しいことを書く必要はありません。
行き先と日にち、時間帯、席の種類、枚数くらいで大丈夫です。(例:到天水、両張票。
第1希望、3月5号晩上的軟臥。−−−天水まで、2枚。第1希望、3月5日夜の軟臥。)
ない時は首を横に振られるだけですし、おそらく筆談で答えてくれると思います。
(混んでいる時は時間をとらせることになるので、慣れないうちは軟臥専用窓口で軟臥を買うことをお勧めします)
また軟臥の切符を買う場合はパスポートが必要です。
切符がある場合は表示された金額を払って受け取るだけです。詳しいことは切符にかいてあります。
夏場は切符が取れにくいですが、軟臥でしたら取れる可能性は高いと思います。
冬場(旧正月期は除く)は旅行会社に頼むのが愚かしく思えるほど簡単にとれます。
切符を自分で手配することは、時間も手間もかかりますが、その分とれた時は
大変な充実感と満足感を得ることができるので、一度チャレンジしてみて下さい。
列車の乗り方
中国の駅では、常に改札が開いているわけではありません。
乗る列車によって改札の開く時間が違うので、
どんなに遅くても30分前には駅に行き、改札が開くまで待ちます。
改札の前に行列になって並んでいるのは、硬座の切符を持っている人で、
硬座は指定席でないため、座るために早くから並び、走って席を獲得するのです。
多くの列車が停まる大都市では、電光掲示板に行き先や列車番号(上の切符だと343次)の
表示がでるので、案内がでたら切符を見せて改札を入ります。
だいたいの駅には軟席専用の待ち合い室があるので、
軟臥や軟座の切符をを持っている場合は、切符を見せ(パスポートも見せるときがある)、
そこで待つことができます。ここでも電光掲示板があり、ない場合は駅員さんが
教えに来てくれます。
改札を入ったら表示のあるホームに行きますが、表示などが見つけられなくても、
基本的には人についていけば大丈夫です。そして列車には軟臥や硬臥という文字が書いてあるので、
自分の乗る車両を見つけて乗ればいいだけです。
硬座以外は乗るときに必ず車掌さんに切符を見せるので、間違える心配はありません。
自分の席を見つけたら後は出発を待つだけです。
列車が動き始めると、車掌が席をまわってくるので切符を渡し、
かわりに座席票を受け取ります。これですべての乗車手続きは完了です。
硬座以外の席では、降車駅に着く30分から1時間前に車掌がまたやって来るので、
再び座席券と切符を交換します。
交換が済んだら次に停まる駅が目的地であると考えていいでしょう。
列車が止まったら降りる前にホームの表示を確認し、
後の降車手続きは日本と変わりません。
トイレについて
中国においては、列車のトイレは「たれ流し」です。
そのため駅に停車している時は車掌がトイレに鍵をかけてしまい、走行中でないと用を足せないように
なっているため、注意が必要です。
わざわざ言うことではないですが、きれいではありません。軟臥であっても過度の期待は禁物です。
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