野猿コンサート"撤収"
2001年4月6日
国立代々木競技場第一体育館
=寸劇=
どこからともなく聞こえてくる波の音。
舞台上に光が戻ると、ジェリー、ホッシー、タカクが扮する三人の水兵さんが。
三人ともセーラー服(女の子の切るやつじゃないぞ)が可愛らしい。
どうやら、三人は船が難破して、命からがら南の島にたどり着いたらしい。
食糧がないからどうせ死んでしまうんだと、諦め気味のジェリーとホッシー。
それに対してなんとしても生き残るんだ、とやる気満々なタカク…
ジェリー:どうせみんな、死ぬんだからねっ!!
この「だからねっ」が可愛い…
こんな投げやりで諦めの早い水夫、いいのか?
そう思っていたら、タカク水夫の怒りが爆発。
タカク:黙って聞いてりゃぁ!!この、川口の電気屋めえっ!!(あをすぢ)
SEとともに吹っ飛ばされるジェリー。だが、このタカクの鉄拳で目をさます。
ジェリー:ごめんっ。
さっきからヤケに可愛いぞ、ジェリー。脚本を考えたのは御大なんだろうか。
ジェリーファンのみなさんはほとんど理性が吹っ飛んでいるに違いない。
食糧がないと思っていた三人ですが、運良く椰子の実を発見。無邪気に
喜ぶ三人。嬉しさの余り、椰子のみをパス、パス、パス…
そこへ…「は〜〜っ、はっ、はっ、はっ」と不気味な笑い声が…
にしても「は〜〜っ、はっ、はっ、はっ、歯がいっぱい」って、なにそれ?
現れたのは、オヤビン半田率いる島の海賊たち。従うはバカちゃ、シュウちゃん。
三人が折角見つけた椰子の実をよこせと迫ります。
シュウちゃん:オイオイ、渡さねェと痛い目遭うぞ、コラァ〜〜
いいかんじで脱力したヤンキー口調のシュウちゃん。演技上手いじゃないの。
「愛のさざ波」オーディションで、まともに演技を見られなかったから、
シュウちゃんの演技力って未知数でしたが、意外に上手いっ。
……もしかして、演技じゃなくて、素、だったしないよね?
ひとしきり言い争う水夫と海賊さん。そこへ…
ノリさん扮するピーターパン登場。ここはネバーランドだったのか!?
しかもノリ・ピーターパン、のっけからセリフを噛む。
「キマは…」
ってなんですか?ノリさん。「君は…」のまちがいなのはわかるけど(笑)
水夫さんたちから武器を借りて、海賊たちをやっつけるのかと思いきや、
いきなりジェリー(だったと思う)を殴るピーターパン。
なんで?と思ったら…
ノリさん:殴った方の、味方ですっ。
なんだ、そうだったのか。
襲い掛かってくる海賊たちに、ストップビームを繰り出すピーターパン。
「カキンっ」という効果音とともに、動けなくなる海賊たち。
歓声湧き上がる会場に対して、
ノリさん:騒ぐと起こしてしまうから、静かにしててね。
静まり返る会場。異様な静けさのなか、動けない海賊一人一人に、
デコピンやら蹴りやらをかますピーターパン…かなり凶悪です。
会場が静かなだけに、痛そうなデコピンの生音がっ!!
ノリさん:少し強めに(デコピンを)入れておいたからからね。
反省していると思うんだ。
半田オヤビンだけ更にお仕置きをもらったりしたのですが、
結局みんな仲直り。ご褒美に、みんなに幸せのハンカチを配るピーターパン。
外のグッズ売り場で売っていた、今回のツアーグッズの青バンダナ(¥500)
ごそごそとバンダナを取り出すお客さんたち。
流れ出す壮大なイントロ……
*俺たちの船出〜Adventure〜*
とにもかくにもノリさんの歌声が満喫できる一曲。
わたしはクラシックのこととか分らないので、語弊を承知で言い切っちゃいますけど
まるでオペラのような朗々とした歌唱力です。
「大いなる……」のところで、全員がお尻を叩きながら
ペンペンペン
と声に出して歌う……たしかに、「ダンダンダン」て三つリズム刻むけどさあ(笑)
ノリさんの歌声に真剣に聞きほれていたので、虚を突かれて笑ってしまう。
油断も隙もならない野猿のコンサート!!
「常識の風じゃ船は進まない〜〜〜」の後で、全員が
Fu〜〜〜!!
とUFOのポーズ。若いファンわからないんじゃないでしょうか。
あ、焼きそばのCMで出てきてたから大丈夫か。
間奏で、「Go West!!」と歌いながら舞台中央に寄っていくみなさん。
そして円陣を組んでピーターパンを囲み…
GO〜〜〜〜〜〜〜West!!
とともにステージの一段高くなってるところに仁王立ちになるピーターパン、
じゃなかった……じょ、女王さまぁっ!!??
鞭を頭上高く掲げた元ピーターパン@女王様は、緑のラメのハイレグを着用。
あ、脚が綺麗だ、ノリさん……
しっ、しかしその股間はぁ〜〜〜〜〜〜
(最終日に、そこに緑のカラーボールを入れていたことが判明)
女王様:ピーターパンから、話は聞いたわ。
お、オネェ言葉です。そして再び鞭で水夫さん、海賊さんたちにお仕置き…
1フレーズ歌うごとに、誰かに鞭をくれるというSMの女王ぶり。凄い。
船は進まない、ウィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!
と圧倒的声量で歌い上げたあと、再びテンポが元に戻る。
セリフの部分で「何が待つんだ」とかなってた語尾が「何が待つの?」という
具合に、全部オネェ言葉になってました。
最後、「ぱんぱかぱ〜〜ん」にあわせて、胸と股間を手で隠しながらお辞儀。
ノリさん、なんだかとっても輝いていた。
舞台上から去るピーターパンと水夫、海賊。
すると、ノリさんによるアナウンスが。
「続きまして、タカ&カン。ごゆっくり」
間髪入れず軽快なイントロが……
*Anywhere*
革パン・革ジャンに身を包んだタカさんとカンちゃん登場。
カンちゃんは下手側、タカさんは上手側で、客席を煽りまくる。
ステージサイドの階段になってるところから、とにかくおお暴れ。
わたしは下手側の席だったのですが、カンちゃんの暴れっぷりに呆然とするばかり。
まさかこのときカンちゃんがぎっくり腰を押してパフォーマンスしてたなんて…
つづいて、ドラマーがスティックを打ち鳴らす音が。
静かなイントロ…そう、あの名曲が再び!!
*孤独に一番近い場所*
わたしは勝手に、このコンサートには「sakiちゃんお披露目」という側面が
あるだろうから、平山さんフューチャーコーナーがあったとしても
絶対「dear」を持ってくるだろうと思っていたのですね。
ところがどっこい、懐かしの名曲「孤独」が聴けるなんて!!
今回はダンサーさんとかも連れてなくて、テルさま一色。にしてもいい声だ。
この曲も絶好のノドボトケ鑑賞ポイントなのですが、如何せん席が遠くて
確認できず。涙をのむウロコ……
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