| 狭い。 それが店内に入った印象だった。もちろん整理券を買った後、一度立ち寄ってはいる。(その時に店長の工藤さんの写真を撮らせていただいた)その時も狭いと感じたが人で埋め尽くされたこの状態ではなおのこと狭い気がする。 パルス21(夏の握手会の開場)には売り場とは別にイベントスペースがあり、そこにステージをしつらえて握手をした。 だが今回は、店舗全体が開場と化している。通常業務などあったものではない。 CDの棚を柵がわりにして、我々イベント参加者を蛇腹に並ばせているのである。 レジのカウンターは…随分派手な服着た店員さんだなあ、真っ赤な服着てるよ… じゃなくって平山さんであった。 後日「した」でも放送されたが、平山さんは真っ赤な衣装をお召しになっていた。 可憐だ… 可憐なのである。とにかく尋常ではなくお顔が小さくていらっしゃる。 おみお手も思いのほか華奢であらせられる。 そして、愛くるしい笑顔。 握手を求める一人一人に、惜し気もなく笑顔を振り撒いていらっしゃる。 嗚呼、天はどのようにしてかくも麗しきものをこの世に生みだしたもうたのか!? ふとその時、平山さまが麗しきかんばせを、ぐっと突きだし遊ばした。 かんばせ、というよりアゴという方が正しいかもしれない。お口が「へ」の字になった、その表情すら巨匠の手になる名画を見るが如く麗しい。 (一体何をなさいますの!?テルさまっっ) 平山さまとレジをはさんで対峙していた女性が、平山さまのアゴに手を伸ばす。 あああああああ(濁点希望) 平山さまのおおおおおおおお! アゴヒゲにいいいいいいいい! 触っているうううううううう! 恐れ多くも畏こくも、その女性は平山さまの主成分たるアゴヒゲに触れているのである。それも1度ならず、何往復も。これがマンガなら「しゃりしゃり」という書き文字が 施されたことであろう。 う、羨ましすぎる。そう思ったのはなにもわたくしだけではなかったらしい。その後握手ついでに平山さまに触れるのがブームとなった。髪に触れる人が多かった気がする。 いーな、いーな。ヒゲもいいけど髪もいいなっ。でも、ヒゲって生々しくないか!? やっぱ髪だろ、ドレッドだし…(意味不明) 頼む、もう少し考えさせてくれ。 だが、無情にも順番は回ってきた。 目の前に、平山さまがいらっしゃる。テレビで見るのと同じ顔だ。 (わあ、最近のテレビ技術って凄いなあ、3Dだ) と馬鹿なことを考えるわたくし。あの、野猿の平山さまが今目の前にいましますという事実を受け入れることができない。 (きっとこれは幸せな夢なんだ…) 妄想モードに入りかけるウロコ。その時、右手に提げていたビニール袋がカサリ、と鳴った。そうだ! わたくしにはやることがあるのだ!!! |
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