4.2 竿でサビク
竿でサビクにも、自己流というかキス釣り師によって随分いろいろな方法フォームがあります。代表的なサビキ方を取り上げて説明します。
1.上段の構え:海に対して正面に立ち竿を目の前か竿を持った手の方の肩の前にかまえ竿先は上。垂直よりやや斜め海側に倒してサビキ始めます。手首や肘をを使って30cm〜70cmほどサビキ竿が垂直になったらリールで糸を巻き元の角度に戻します。この繰り返しでキスを探します。波が高い時に道糸が波打ち際で叩かれないようにするために用いるときも適したサビキフォームです。固定天秤を使って上段の構えをすると仕掛け側の天秤は海底に近づく角度となり、波のある場合仕掛けがむやみに浮き上がらず丁度良い高さを漂い誘うことになります。
2.横上段の構え:海に対して横を向き竿は斜め45度から上にかまえます。竿尻は小脇に挟んだり、挟まなかったりします。手首や肘を使って40cm〜1mと引きます。これもやや波の大きい釣り場に適した釣り方ですね。
3.横中下段の構え:海に対して横向きで水平かやや下向きにかまえます。波の穏やかな海岸向きのサビキ方です。上記と同じく小脇に抱えると楽です。固定天秤を使って中段や下段の構えをすると仕掛け側の天秤は海底と垂直の角度となり、海底が穏やかの場合天秤の腕の長さ(高さ)の分、仕掛けが丁度良い高さを保つことになります。ある学者の観察によると、波が高いとキスは海底すれすれを泳ぎ、凪ぎだとやや高く(10cmも違わない)を泳ぐそうです。
小脇に構える他に竿尻を股に挟む(実際は押さえない)フォームもあります。自分に合った方法を見つけるのも楽しいし、スタイル作りも釣りには重要なものですね。
4.3 リールサビキ
さて、竿を動かしてサビク方法と対照的に竿を固定してサビクのがリールサビキです。ほとんどの場合、上段正面に構えてやや海側に竿を倒し、リールでじわじわと巻き続ける方法を取ります。利点は同じ速度(スムースな動きが実現)でさびける。疲れないなどでしょうか。応用としては止めたり速度を変えたりと変化が簡単に出来ます。
4.4 追い食いさせるには?
さて、追い食いの前に、リールサビキと竿サビキでどちらが釣果に結びつくかですが、一長一短でどちらがすごく優れているとは思いません。好みと自分のスタイルに合った方でかまわないと思います。次にさびいていてキスのアタリが有って追い食いさせたいときのサビキのバリエーションです。
@ ゆっくりサビク:群れを探すためのサビキスピードに対して半分かそれ以下に落としてサビキ続けます。トップシーズンである梅雨時や秋の荒食いなどキスの活性が高い時に行うと完璧に食います。また、活性が高いので複数の鈎を咥えられるのを防ぐ効果もあります。リールサビキではゆっくり巻きます(竿サビキからリールサビキに切り替える方法もあります)。なお、潮流が早い場合や、底あれ気味のときも止めずにサビク方が仕掛けが絡まない(バナナ状態防止)。
A 少し止める:最初のアタリで少し止めて辺りにいるキスの追い食いを待つ方法。やや
活性が低いか群れの間隔が広い(魚影が薄目)場合に適します。また、関東地方のすれたキスを釣るときに適します。
B 鈎間隔だけ動かす:最初のアタリが有ったらゆっくりと鈎間隔だけサビキ少し止めアタリを待ちまた鈎間隔だけ動かす方法。
上記の方法をケースバイケースで使いこなして、釣果を伸ばすのがキス釣り師の技量と言えるでしょう。サビキのスタイルを早く確立するのも釣果を伸ばす要因でしょう。
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