■キスの釣り方いろいろ
おもにキス釣りには、仕掛けを投げてゆっくりサビク探り釣り(数釣り)と、ポイントに投げ込み待つ待ち釣り(大物釣り)の2通りの釣り方があります。また、ボートや乗合で沖の根回りで釣る船釣りもあります。探り釣りと待ち釣りを少し説明します。釣り方や仕掛けの話しを中心に構成しました。
■探り釣り(数釣り)
1.竿
投げ釣り専用の竿で、遠投の場合は27号以上で腰のある物。上級者になると35号〜40号のとてつもなく固い竿で27号の錘を190m以上投げます(^^;私たちみたいな初めてまも無い初級から中級者には27号から30号の4mが最適なようです。振り切れる方は33号以上も!ガイド付きの並継ぎが飛距離では一番です。インナーの竿も遠投には並継ぎ竿が有利ですね。 秋の砂浜や防波堤とか磯場からの近投には、23号か25号の胴調子の軟調子の竿がお薦めです。
2.リール
投げ釣り専用のスピニングリールを使います。PE専用スプールなんてものも最近あります。
3.道糸(ミチイト)
根掛かりの無い砂浜ではPEの1号を標準に、0.8〜1.5号を使います。力糸は同じくPEの3号から5号を10m〜15m結んで使います(PE2号5mに4、5号10mと二段つなぎ良いです。)。最近テーパー付きのPE力糸も出てきました。食い込み重視でナイロンテーパーの力糸も使います。PEの場合あまりスプールに欲張って巻くとバッククラッシュの原因となりますので注意が必要。
4.錘(オモリ)
錘は、固定式の海草天秤を使います。距離と竿の硬さで重さの違う錘を使いわけます。数釣りでキスのサイズが大きい(18cm以上)場合は少し重めにするとブレが少なくなって掛かりが良くなるようです。標準てきには、竿の錘負荷号数より、3〜5号程度軽いものを使います。引き潮では軽目、満ち潮では重目としていつも同じテンションが竿にかかるようにすると良い。
5.仕掛け
やはり中級では自作で挑戦したいですね。4本鈎から7、8本まででしょうか。初めは4、5本で自信のない方は3本で作りましょう。砂ずりはナイロンかホンテロン3号か4号の2本撚り、2号の3本撚りを30cm前後。砂ずりはなくても良い。幹糸(モトス)はホンテロンかフロロカーボン2号を2〜2.5m(潮流、キスの密度等で変える)。エダスは、0.8〜1.5号のホンテロン等のしゃっきとしたハリスを3〜5cm、サキスは好みの長さ。鈎の間隔は25〜40cm(釣れるキスのサイズの1.5倍〜2倍)あとは、近距離の場合は幹糸をナイロン2〜3号にすると食込みが良くなるようです。また、キスのサイズが大きくアタリがあるのに鈎掛かりが悪い時は砂ずりにクッションゴムの1〜1.2mmの20〜30cmを使う手があり、逆に遠投で潮が速い場合は細いワイヤーを使うのも良いようです。鈎は5号〜8号を使い分けます。一般的に、波の大きい時は小さ目で飲み込ませてバラシを防ぎ、フグが多い時などは大きめにしてハリスを切られないようにします。鈎は、湘南キス系、秋田狐、袖など。
6.釣り場
細かい砂から小さい玉砂利の遠浅の砂浜海岸が主なポイント、下が砂地の防波堤、磯も絶好のポイントです。潮目が縦に立つ払い出しや、カケアガリ、沖の瀬、隠れ根廻りなどがポイント。ねとにかくサビいて根掛かりしないのが条件ですね。磯や堤防から特に良いのは、隠れ根横手前を超スローで探りましょう。良形のキスが釣れる可能性が大きい。
7・投げ方
近場や堤防からはオーバースロー、砂浜で錘がおける場合はスリークォーター、回転投法、スイング投法を用います。詳しい説明は省略します。磯や玉砂利海岸ではスイング投法をなされる方がいますが上級者向けの投法と思います。ぜひ、スリークォーター投法にチャレンジしてみて下さい。私も練習中です。私の場合オーバースローでは120mが良いところですが、スリークォーターではタイミングとフォームが決まれば150mは飛びます。上手い人はすごく飛ばします。
8.餌
ジャリメ、アオイソメを使い分けます。濁りがある時はアオイソメが良いようです。大物には、細目のイワイソメをハサミで短く切って垂らしは5mmまで。
9.釣り方
とりあえず、一投目は遠投してゆっくりサビキ海底の様子をつかみます。ここで釣れれば次回はそのポイントより15mは沖めに投入してポイントの5m手前までは早めのサビキで持ってきます。5m前からゆっくりしたサビキに変えアタリをとる何回かアタリがあって鈎に掛かったら今度は5mぐらい早めにサビキポイントから仕掛けと錘を離し取り込みます。リーリングはゆっくりと波の抵抗に逆らわず、スプールに一定の力がかかる様に巻き取ります。(バックラッシュとバラシ防止のため)サビキのスピードですが、先鈎に偏ってキスが付く場合は速すぎるのでゆっくりに、砂ずり側に偏る場合は遅すぎるので少し速めにしてみます。また、アタリがあって追い食いが鈍い時は少し竿を止めて待つかキスのサイズ程手前にサビいて待って追い食いさせます。一般的にはアタリがあったらサビキスピードを半分に落とします。あと、錘を引きずるような大型(23cm以上)が群れている場合では、アタリがあった時に少し送り込む(竿先を5、60cm戻す)か、持つ手の力を緩めるとかして食い込みを助けます、もしこれでも鈎掛かりが悪い時は素直に遊動式天秤仕掛けに変えましょう。送り込むときもある程度テンションをかけます。アタリが無くなったり釣れる型がピンばかりになったら、場所を50mぐらい横に移動します。扇状に数投、投げてまた場所を変え入れ食いポイントを探しましょう。入れ食い状態でも少し釣れる数が減ってきたら少し横に移動するか、投げる距離を変えると良い場合が多いです。(堤防では投げる方向や距離を変える)
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