×××××××××× 路地裏のタコス売り ××××××××××
第8貢「徹底的なパーティー」

私は、平山さんに言ったとおり、店の中を見てまわっていた。基本的な内装はシックなのだが、所々に、メキシカンな帽子やら、マラカスなどが置いてあって、変なカンジ。
「あ〜、急がないと〜」
声がしたので、入り口の方を見ると、今度はオオハラさん、CAさん、ノリさん、ハンダさんが、入ってきた。
が、平山さんの言っていたとおり、CAさんは、相当不機嫌なご様子。「こりゃ、修羅場かな〜」とは思うが、思わず笑いがこみ上げてきてしまう。
だって、CAさんがヤキモチって、ね〜。もっと、クールな人かと思ってたから、ちょっと安心しちゃった。平山さんには、悪いけど。

「このテーブル、ここでいいの?」
「あっ、もうちょい中央寄せて」
着々と、職人の皆さんが、打ち上げのための、セッティングを行っている。
「ごめんね、暇させて」
脇に置いてあった椅子に、腰掛けてた私。
顔を上げると、そこにはスーツ姿が、ビシッと決まった、ナルイさんの、さわやかでやさし〜笑顔があった。
「あっ、いえ!ぜんぜん、大丈夫です」
「今日はみんな、あれこれ忙しいからさ」
「私こそ、そんなときに、ノコノコお邪魔しちゃって…」
「誘ったのは俺らだもん。気にすることないよ。そのかわり、エスコート役は俺だけど、我慢してね」
「そっ、そんな我慢だなんて!!」
はっ!!これ以上は言えない。ナルイさんに、不思議がられてないだろうか?!
そっと盗み見ると、相変わらず、ニコニコ笑っててくれる。
よかった〜。やっぱナルイさん、素敵。

「あの〜、私、こんな格好でいいんですか?」
パーティーということで、多少の正装はしてきたけど、職人の皆さんの、きちんとした姿を見ると、どうも心配になってしまう。
「大丈夫だよ、ちょっとした内輪のパーティーだからさ」
「そうですか」
「気楽に楽しんでよ」
「はい」
「もう1回、平山さんのおいしいタコスも食べられるしさ」
「えぇっ?!」
だって平山さんって、今日1日で、どれだけのタコスを作ったんだろう…。
「もちろん、俺たちも手伝ってだけどね」
「はぁ…」
「フフッ」
ナルイさんが、急に笑った。
「どうしたんですか?」
「あれは、お芝居の中の話だよ。俺は、平山さんを恨んでない。あれだけの、タコスが作れる人は、そうはいないからね。俺も、あの人のこと、すっごく尊敬してる」
私は、自分でも気づかないうちに、不安が、顔に出ていたんだと思う。よかった〜。ナルイさんは、平山さんを、恨んでなかったんだ。やっぱりタコス職人の皆さんは、みんな仲良しの、心やさしきヒーローなんだ。
「じゃあ、俺も平山さんを、手伝いに行ってくるよ」
「はい」
ナルイさんは、颯爽と行ってしまった。

「こんばんは」
入れ替わって私の隣に来たのは、あの審査員をしていた、ヒロミさんだ。
「こんばんは」
「今日のパーティーは、いかがでした?」
「すっごく楽しかったですよ」
「それは良かった。職人の皆さんも、聞いたらきっと、すごくよろこぶでしょう」
「えぇ…」
「スゴイと思いません?」
「へっ?」
「ここまで徹底して、やっちゃうなんて」
私は、今もなお、イキイキと準備をする皆さんを見て、しっかりとうなずいた。
「この情熱が、両社を支えてるんでしょうね〜」
そうつぶやく、ヒロミさん。私はなんだか、とっても驚いていた。この人、ちょっとは、まともだったんだ…。

「平山さんのタコスは、おいしかったですか?」
「もう、めちゃくちゃおいしかったですよ〜」
「うわ〜、いいな〜。私なんて、審査員のエキストラやってたから、まだ一口も食べれてないですもん」
「あの…、ヒロミさんは、職人さんたちとは…?」
「う〜ん、私は直接関係あるわけじゃないのよね〜。付き添いってヤツ?今回も、連絡網で呼び出されただけだから」
連絡網?!なんじゃそりゃ…。と思っていると、ヒロミさんの背後に、ケイカさんがやって来た。
「あっ、ノリヒトさん」
「いやん!!ノリヒトさん♪どこどこ?!」
ヒロミさんが、ものすごい勢いで、辺りをキョロキョロしている。
「ウソ」
「えぇ〜?ウソって、ヒド〜イ!」
「だ〜れが、付き添いなのよ、付き添い。すっかり自分も、ハマっちゃってるくせに」
なんだか目の前で、掛け合い漫才みたいな光景が繰り広げられて、私は黙って見ているしかない。
「大体、あの坊ちゃんの暴走は何?!変なアドリブのことよ」
「あっ、あれでしょ?ノリヒトさん、カッコ良かった〜」
「…。で、なんであんなこと、急に言い出したのよ?CAさんが犯人だなんて、あの寝ぐせ頭坊ちゃんは」
確かに、今日の髪型は、そう見えなくもなかったな…。
「ん?目立ちたかったんだって」
「う〜ん…」
ケイカさんは、頭を抱えてしまった。あまりにごもっともな理由だが、なんだかな〜。
「わかったわよ。坊ちゃんが目立ちたいのは、よ〜くわかった。でもアンタまで、なんで拍手してんのよ」
あぁっ、確かにそうだ。エキストラってことは、当然筋書きはすべて、知っていたはず。ヒロミさんだって、犯人がナルイさんであること知ってて、ノリヒトさんの意見に、「さすがです!!」とか言ってたんだ。
ん〜、やっぱこの人、変わってる…。

「で、キョウコは?」
あっ、確かにキョウコさんがいない。
「あぁ、ホシノさんとこ行ってる」
「そっか」
「まったく〜、あの人のプリン好きにも、参っちゃうわよ。ここ来る途中も、コンビニ寄って、買ってたし、あのお芝居の本番中も、食べたっていうのよ」
「本番中に…ですか?」
私は驚いて、思わずケイカさんに、聞き返してしまった。
「そうなの。ホシノさんには、怪しい行動を取ってもらうため、停電によって、自分が冷蔵庫に隠しておいたプリンの、品質が悪くなるのを恐れ、暗闇の中、取りに行く男って設定だったんだけど、まさかあの短時間で、ホントにプリン食べてたとはね…」
なんだか、それってスゴイ、チャレンジャーな行動なんじゃ…。さすがだな…。

「さあ、皆さん。そろそろはじめたいと思うので、中央のテーブルのまわりに、お集まりください」
どうやらこのパーティーは、立食形式らしい。ここでの進行役は、大原さんだ。
同じようにすでに、正装してきてるケイカさんとヒロミさんと共に、そのままみんなの輪に加わる。
「飲み物、選んで」
ポンポンと肩を叩かれ振り向くと、キョウコさんがいて、その隣のホシノさんが、グラスのいくつか乗っかったお盆を差し出した。
「じゃあ…」
ペコリと頭を下げて、ウーロン茶を受け取る。
「それでは皆さん、グラスをおとり下さい。乾杯の音頭をとりますのは…」
見ると、ノリさんとジュンイチさんが、互いに譲り合ってる様子だ。
「じゃあ、2人で…」ということで、話は落ち着いたらしく、ノリさんの「オープニングパーティーの成功と〜」ジュンイチさんの「明るい21世紀に向かって〜」「乾杯!!」という2人の言葉に、私たちもみんな、声を合わせた。

「さあさあ、皆さ〜ん。平山と、ナルイが作った、新春スペシャルタコスですよ〜」
ワゴンを押しながら登場してきたタカクさんの言葉に、ナルイさんが大慌てだ。
「やだな〜、やめてくださいよ。俺は、手伝っただけですって。これは正真正銘、平山さんのアレンジタコスです」
真剣に反論するナルイさんの肩に、平山さんはニヤニヤ笑いながら、手を置いた。
しばらく2人見つめあうと、どちらともなく、噴出して笑う。
「さあ、お嬢さんもお食べあれ」
ワゴンから、タコスの乗った大皿を、シュウさんが、テーブルに移した。
もう片方のワゴンから、タカクさんが下ろしたのは、お重。
平山さんの説明によると、おせちタコスと、おもちタコスらしい。
おせちタコスの方は、ちょっとやわらかめのタコスの皮に、お重の中の、好きな具を、自分で挟んで食べるらしい。
おもちタコスの方は、あんこやきなこ、おろしなど、あれこれ味付けされた、おもちをサンドした、ほんの一口大のミニタコス。
なんか、スゴイことなってるな…。
「おいしいよ」
シュウさんが、私の様子に気づいて、声をかけてくれる。
「新製品発表のたびの、恒例行事」
「えっ?」
「裏メニュー。さすがに、アレンジきつすぎるしね」
おもちタコスは、まだなんとか。でもおせちタコスは、かなりね…。
「神波親子が、こういうの好きなんだ。あっ、ジュンイチさんは、違うけど」
見れば、ノリヒトさんが、満面の笑顔で、ニッコニコしながら、タコスにぱくついている。
「じゃあ、いただきます」
私は、おもちタコスを1つ取って、口に運んだ。
「ん!!おいしい!!」
シュウさんは、私のリアクションに、満足げにうなずくと、またワゴンを押して、行ってしまった。
外がパリッしたタコスの皮で、中のやわらかいおもちと、なんともいえない、不思議なマッチング。
なるほど。平山さんの、アレンジの腕前は、この神波親子の、恒例行事によって、鍛えられたわけね。

「さてさて皆さん、あちらを注目してくださ〜い」
大原さんの声により、照明が落とされ、くす玉のとこに、スポットライトが照らし出された。
「これ、1個取って」
後ろのキョウコさんから、バスケットを受け取る。
「それではこれから、このくす玉を引いていただく方を、ご紹介いたします」
そういって、エスコートというよりは、半ば強引に連れてこられたのは、ジェリーさんとケイカさん。
「ではでは、どうぞ〜」
困惑顔の2人、顔を見合わせ、しぶしぶ紐を引くと、そこから垂れ幕が。そしてその先は、まるで待っていたかのように、しゃがんでいたホシノさんに、命中する。
なになに?!『1/3 ジェリー・1/5 ケイカちゃん、お誕生日おめでとう』
へ〜、そうなんだ〜。わ〜、おめでとうございます〜。
口々に「おめでとう」と声を合わせるみんなと一緒に、私もさっき受け取った、クラッカーの紐を引いた。
パンパーンという音と、拍手の向こう、2人は驚いて照れくさそうだけど、うれしそう。
「2人一緒で申し訳ないけど」
そういって、平山さんが、金の丸〜いので中身を見えなくした、大皿を持ってやってきた。
「それでは、開けちゃっておくんなまし」
大原さんの声と共に、2人が同時に蓋を取った。
「平山さん…」「あの〜、これって…」
2人が固まってしまってるようだが、私の位置からは、普通のケーキにしか見えない。
「栗きんとんタコスケーキでございます」
…絶句…。まっ、まあお正月だしね…。
ここにいる全員、同じ結論に達したらしく、とにかくロウソクに火をつけ、バースデーソング後、2人に吹き消してもらい、もう1度盛大な拍手でお祝いする。

その後、ハンダさんによって、何枚か写真が撮られたあと、再び歓談タイム再開。
「楽しんでる?」
タコスなど、料理の準備を一通り終えたナルイさんが、戻ってきてくれたのだ。
「どお?平山さんのタコス。おいしいでしょ?」
「はい。あ〜でも〜、私まださっきパーティーで、タコスいただいたばっかりなんで〜」
「あぁ、そうだったよね。じゃあ、持ってかえって食べるといいよ。ここにいる連中は、みんな腹ペコだから、早い目に確保しといた方がいいよ。俺、テイクアウトの器、持ってきてあげるから」
「スイマセン。ありがとうございます」
うわ〜、何から何まで、ナルイさんに、ご迷惑おかけしっぱなしだな〜。申し訳ない…。でも、うれしい。テヘッ♪

「浮気なんて、本当に違うんだよ!!」
室内に響いた声の主は、平山さんだ。訴えかける相手は、当然CAさん。
「どうだか。確かに平山さん、最近なんだか、コソコソコソコソしてるもんね〜」
かわいそ〜、平山さん。それって、さっき言ってた、内緒のプレゼント用意するためなんだろうけど、そんなこと言えるわけないし〜。
「それは…」
「やっぱり、言えないんじゃない」
「ぐぐっ…」
本気で困る、平山さん。夫婦喧嘩は、犬も食わないっていうけど、婚約者同士の喧嘩は、みんな興味深々のようだ。「謝っちゃえよ、平山」とか「CA、1回ぐらい許してやれって」など、無責任なやじが飛ぶ。
「俺にはホントに、CAだけだよ…」
「ふん…」
あ〜あ、CAさんも、ムキになっちゃってるよ〜。どうするんだろ〜。
「わかったよ、俺の気持ちを、形で表すよ」
おもむろに平山さんが、野菜スティックのセロリを手に取ると、会場中が「お〜」っとどよめいた。
なんだろう?!
「いくぞ、見ててくれCA!!」
平山さんは、いったん高く掲げたセロリを、えいや〜っと口に運んだ。
バリバリバリ、ドテッ。
「平山さ〜〜〜ん!!!」
会場中の叫び声の中に、「やっぱりな…」などの声が混じってる。
床にぶっ倒れた平山さんを見て、ノリヒトさんが「平山さんが、ホントに死んじゃった〜」と騒いでいるが、いや、元はアナタのせいでしょうに…。
パーティーで刑事役をやっていた、CAさんの同僚の、大山さんと秋山さんがやってきて、「死体搬出!!」といって、平山さんを別室へ連れて行く。
2人の肩に、それぞれ手をまわした状態で支えられる平山さんは、意識を失って脱力したまま、床に足をズリズリ引きずられていく…。
そんな平山さんの様子に、CAさんは呆れかえってるようだ。でも、もうそこに怒りはない。いや、コッソリうれしそうでもある。なんだかんだいって、ラブラブってことね。

「どうしたの?!平山さん…」
ナルイさんが、戻ってきた。
「CAさんに、浮気は違うって証明するのに、セロリを食べたんです」
「げっ、マジ?!」
「はい」
「やっぱり、そこまで想ってるのか…」
「?」
「平山さん、CAさんのためには、命も投げ出す覚悟なんだよ」
「命?」
「そこまで嫌いなんだよ、セロリ…」
意外だった。世界で無敵のタコス職人にも、勝てないものがあったとは…。

「おいおい、雪だぞ!!」
誰かが、叫んだ。つられて私も、窓の外を見ると、そこにはチラチラ、雪が舞い降りている。
「うわ〜」
感動してみんなは、ちょっと外まで、見に行こうということになる。
「行こう?」
「はい」
私もナルイさんに誘われて、外に出た。
「きれ〜」
さすがに寒いけど、でもすごくいいカンジ。私はこそっと、空を見上げる、ナルイさんの横顔を、覗き見た。

「ひゃっほ〜い、雪だ〜」
上機嫌で暴れまわってるのは、ジェリーさん。
「主役だからね、だいぶ飲まされてたよ」
そっか…。ナルイさんの言葉で、私は初めて気が付いた。このパーティーは、打ち上げがメインではなくて、ジェリーさんとケイカさんのお誕生日を祝うために行われてるんだ。はは〜ん、さすがは、徹底的だな。
「こら、ジェリー。危ないから、あんまり走り回るなよ」
みんなが、心配そうに声をかけるが、ジェリーさんには、どこ吹く風だ。あんなにいつも、しっかりしたカンジの人なのに、意外だな〜。って、今日は新たな発見の嵐だ。

「ジェリーさん?」
走り回ってたジェリーさんが、キョウコさんの前で、ピタリと足を止めた。
「キョウコちゃん…」
「はい」
「あのさ、俺…」
「なんですか?」
「俺…」
さっきまで、あんなにはしゃいでたジェリーさんが、急に泣き出してしまった。うわっ、泣き上戸?!
「ごめん、俺…。ごめん…」
泣きながらジェリーさんは、キョウコさんを、ぎゅっと抱きしめた。
「どうしたんですか?!急に…」
「うん…」
「ジェリーさん」
「…ん?」
初め驚いていたキョウコさんだったが、顔を上げると、
「お誕生日、おめでとうございます」
ふわっと、笑顔で言った。
「うっ…。ありがと〜!!」

後ろから、ホシノさんとケイカさんの会話が聞こえる。
「うぉっ、ついにジェリーもやったな」
「えぇ、ホントですね」
それって、ジェリーさん、キョウコさんのこと…。
「なんかさ、降ってきた雪も溶けそうな勢いだけどさ、皆さん風邪ひくって。さあさあ、そろそろ中戻りましょ」
タカクさんが、ニヤニヤしていうので、ジェリーさんは、キョウコさんから離れた。
「じゃあ、中入りましょうか?」
「うん、そうだね、キョウコちゃん」
ジェリーさんに手を貸しながら、キョウコさんが、私たちの前を通り過ぎていく。
「ジェリーさん、一人で立ってられなくなるまで、飲んじゃダメですよ。お酒は、ほどほどに〜」

ピュ〜。雪混じりの北風が吹きぬけたあと、後ろから再び、ホシノさんとケイカさんの会話が聞こえてくる。
「ホシノさん、あれってもしかして…」
「まだ、気づいてないんだろうな…」
「この先、キョウコが気づくことは…?」
「この調子では、一生無理っしょ…」
次に私たちの前にやってきたのは、ノリヒトさんとヒロミさん。
「ヨシコ〜、雪だよ。ほら、お食べ〜」
ノリヒトさんが、緑のワニのぬいぐるみを持って、ぐわ〜っと口の方を、空に向けた。
「ノリヒトさん、明日は積もりますかね?」
「積もったら、じゃあみんなで雪だるま作ろう♪」
「素敵です〜。私、ヨシコさんの雪像、作っちゃいますね」
ゴ〜。さらに強い北風が、吹き抜けていく。そして、背後からの会話。
「あの2人は…」
「一生あのままで、いいだろう…」
「そうですね…」
「でも雪積もったら、また集合だぞ…」
「あ〜、みんなで雪だるまって、言ってましたもんね〜。ま〜た、連絡網っすか…?」
「アハハハハッ…」
乾いた笑いと共に、2人も店の中へと戻っていった。

「俺らも、戻ろっか?」
ナルイさんが、ニコッと笑うと、「雪、積もりかけちゃったよ」と言って、私の髪に乗っかった雪を、やさしく払いのけてくれた。
「ありがとうございます」
「行こう」
「はい」
私は、ドキドキで顔をあげられないまま、ナルイさんの後に、ついていった。

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